【管理人とインコ達】セキセイインコ、アルの紹介
セキセイインコのアルとは
アル

セキセイインコ 白いハルクイン 男の子
本名 アルジュナ
2001年3月17日 若鳥の状態でお迎え
2008年7月9日 精巣腫瘍を煩いお星様に
あかさの初めてのインコ。
白いボディに水色のお腹、黒い点々が愛らしい。
おとなしくて、優しい子。
とにかく食べるのが大好きで、ちょっと太り気味。
あかさの指が大好きで、指に止まることが一番好き。
レキに出会ってから、レキに夢中になり、一方的にラブアタックをしていた。
通称ちびいんこ(一代目)
初めての手乗りインコ
アルは、成鳥(若鳥)の状態でとあるペットショップで出会いました。
当時、私の実家では猫を飼っていて、鳥をお迎えするなんて考えもしなかったのですが…
一人暮らしで、寂しさを紛らわすためにも…友達が飼っていたセキセイインコを自分も飼おうと思ったのです。
ただ、最初はそれだけで、猫好きな私は、インコさんについてそこまで分かっていませんでした。
アルは、白くて水色なお腹のセキセイインコです。
友達に見せてもらったインコは黄色や緑ばっかりだったので最初はかなりびっくりしました。
これが噂に聞くアルビノかと!
今考えると、全然アルビノじゃないのですが、当時は何も知らなかったので、「この子はアルビノなのか!?」と思いつつ、家に連れ帰ったのを覚えております。
弱虫で優しいアル
アルは最初、我が家に来た時は、落ち着かない様子でしたが…しばらくすると、私の側に来て、肩に止まってくれました。
でも、アルは手や肩に止まりたがるのに、抱っこは好きじゃないみたいでした。
私も手乗りさん…というか鳥さんと暮らすのは初めてどうしていいかわかりません。
確かに、自分が鳥なら、体をわしづかみにされたら怖いだろう…と納得しました。
しばらく、アルがやたらと指に止まりたがるので、手が使えなくて嬉しいやら困ったらやら…という気持ちでした。
次第にお互いに慣れてきて、アルと仲良しになっていくたびに、アルはかけがえのない家族になっていきました。
猫好きだった私が、それ以上にインコさんをいとしく感じるようになったのはこの時期です。
友達のインコが遊びに来た時に、そのインコちゃんに私は指をかまれてあたふたしたことがあります。
アルは絶対、私をかんだりしなかったので、「かむ」という事実にびっくりしたわけです。
他のインコさんと改めて対面し、アルが臆病ですが、優しい子だと認識しました。
一人暮らしだった私にとって、アルは私の唯一の家族みたいなものでした。
楽しい時も悲しい時も一緒でした。
平日、帰ってから一緒に遊んだり(といっても、大人しいアルは、私の指でくつろぐのがもっぱらの遊びでした)、休日一日中遊んだり…多くの時間をアルと過ごしました。
素敵な鳥さんに出会う
時がたち。
一人暮らしをやめて、アルと一緒に今の家に引っ越し。
アルは広い部屋に最初はずいぶん戸惑ったようですが、喜んでいました。
一人暮らしの部屋とは全く違う、とても広い部屋。
一生懸命飛び回るのはいいんですけど…あまり飛びまわれなかったアルはすぐに息を切らせていました。
そして、アルが6歳を過ぎたころ。
部屋が広くなったのと、近くにペットショップがあったこと。
この二つが重なって、オカメインコさんを家に迎えることにしました。
オカメインコのレキちゃんです。
レキちゃんはとてもかわいらしい女の子。
アルはたちまちレキが好きになってしまいました。
ですが、小心者のアルは、体が大きいのでちょっと怖いらしく…好きなのにレキに近寄れません。
そんなアルをとってもかわいらしく感じた私でした。
精巣腫瘍と戦う
レキが来て、一年経つか、経たないか、です。
アルのお腹が膨れてきているのに気が付き、あわてて病院へ行きました。
精巣腫瘍でした。
アルは、吐き戻しや、興奮するような…いかにも「発情行動」というものを取らない子でした。
病名を聞いた時はものすごくびっくりしたのを覚えています。
インターネットで「精巣腫瘍」を調べて、その病気の難しさを知り「アルが死んでしまう!」と恐怖を感じました。
どうしようか考え…、アルに精巣腫瘍の手術を受けさせることにしました。
手術といっても、精巣の位置から、この手術は難しく、成功する確率が低いことも知っていました。
でも、一縷の望みにかけたのです。
結果は失敗。
とにかく薬で腫れが少しは引いたものの、根本的な解決はできませんでした。
手術をして、しばらく入院したアルを迎えに行き、家に帰った時はものすごく落胆しました。
戻ってきたアルは、お腹の毛を剃られて、赤い肌がまるみえ、そして…下腹部に傷がありました。
白かったアルの顔の口周りは…お薬をたくさん飲んで茶色くなり…とても悲しくなりました。
そんな状態でアルは「早くお外に出して」と一生懸命私に訴えてきます。
ずっと会えなかったレキもアルを心配してか、アルを覗きに来ていました。
アルを放してあげると、レキのそばに行ったり、私のそばに行ったり…
とても楽しそうでした。
手術から三か月。
アルの病状は一進一退を繰り返していました。
飛ぶことも辛いようで、だんだん、歩いて過ごすことが増えました。
それでも外に出たがり、ご飯を一生懸命食べ…一生懸命、生きようとしていました。
私が、仕事で遅くまで残業していたあの日。
私が仕事が終わって帰る、その道すがら…家から電話がありました。
「アルが旅立ってしまったから早く帰ってきて」と。
家族は泣いていました。
家までは約1時間。
「ついにこの日が来てしまった…」と早く帰りたいような、帰るのが怖いような気持ちで家路につきました。
家に戻ると、家族がアルを掌にのせて抱っこしていました。
その体は、もうすでに、冷たくなり、朝見た、体の柔らかさはなくなっていました。
綺麗な白い羽は、ぼさぼさになり、薬でお口の周りは茶色で…。
最後までアルは生きることを頑張りました。
私がアルから学んだことは、なによりも「生きることの大切さ」です。
何気なく暮らしている、健康を損なっていない生活がいかに幸せか痛感させられました。
アルの病気から、私はそれまで以上にインコの本を買いあさり、読むようになりました。
インコのために何が必要で、何がよくないか。
今まで以上に、インコのためになることを実践しようと思い、またブログでそれを綴っていこうと決めました。
アルが住んでいた家は、セキセイインコのレティに引き継がれ…今は又、マメルリハのレミィに引き継がれています。
血はつながってはいませんが…こうやって命は続いていくのかもしれません。
アルとの思い出
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