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【インコの病気】インコの毛引き闘病記

マメルリハのレミィは、親もしくはショップでメガバクテリアをもらってきていました。
それゆえわが家に来てからしばらく隔離される毎日、通院する日々、不自由な暮らしをしてきました。
そのメガバクテリアの投薬中1ヶ月目のある日、突然、毛引きを開始しました。

何がきっかけになったのか、なにが原因なのか、わかりません。
ただ病院で、内臓や皮膚の病気ではないと診断されたため、特に通院、投薬の処置は行わず、エリザベスカラーも数回試して止めました。

「ストレス」・「乾燥」・「趣味」…どれが要因なのかわかりませんが、自咬症と違い、自分の肌を痛めないので、あせらずゆっくりとと思っているうちに、ハゲを楽しむ毎日です(´-`)

毛引きとは

自分で羽(毛)を抜いてしまったり、気ってしまう病気です。
他の鳥さんに毛を抜かれている場合は「毛引き」とは言いません。
あくまで、自分で抜く場合をいいます。

「皮膚病」、「内臓疾患」、「栄養失調」、「寄生虫」などの病気もしくは、「ストレス」「乾燥」「趣味」などが原因で一部分、もしくは、全体的に羽を抜きます。
酷くなると、自分の肌を傷つけることもあるので、毛引きをはじめたら病院で一度診察をするのをオススメします。
なお、「病気」ではなく「癖」であることも多く、お医者さんによっては、血が出るくらいまで抜かなければ放っておいても◎というお医者様も。
(飼い主としてはなかなか受け入れがたいのですが…!)

  • 毛引きの原因は一概には言えない。
  • 精神的に神経質なところがあり、ストレスから毛引症を発症する個体も多い。
  • 毛引き症は癖になると完治が難しいため、早目の対策が望まれる。
  • 治療には投薬やエリザベスカラーを用いることが一般的。
  • 一番はストレスとなる要因を取り除く事が重要。
  • 毛引くこと自体が癖となると、たとえ要因を取り除けたとしても回復が難しくなる(刺激の虜に…!)

ラブバードさんに多い症状なのですが、セキセイインコさん、ルリハ系(つまりうちのマメルリハみたいに)他の鳥さんでも症状があらわれることがあるので、注意しましょう。

わが家の毛引きの症状

毛引きダメ、ゼッタイ。

わが家の子たちは「疾患」ではなく「抜いた時の刺激」の虜になっている模様。

マメルリハ レミィ

レミィ

ヒナの時に、メガバクテリアを保持した状態でやってきた。
メガバクの治療は3ヶ月にて完治したものの…なぜか毛引きを始める。
検診に行くたびに「病気ではない」と言われ、どうすることもできないまま、はや6年。
写真の通り、くちばしが届くところすべてを抜いております…!
わが家に来てすぐメガバク治療&毛引き対策等いろいろとされたため、若干、人間が怖いよう。つかまれるのが何よりも嫌。


コザクラインコ レイ

レイ

わが家に来て6年間、全く毛引きなどしていなかったのに最近突然、胸元を抜いてみる…。
セキセイインコレティとの仲が進展しないのがストレスなの!?と思うくらい好き勝手に生きているように見えるわけですが…(´・_・`)
コザクラインコと秋の空…と言ってもいいくらい、コザクラさんは繊細なので、思うところがあるんだろうな…。
単なる刺激に夢中になっているだけの可能性も大いにありますが(´-`)


マメルリハのレミィが毛引き6年目、コザクラインコのレイが毛引きを開始した2015年。
FACEBOOKで「アロエ」が毛引き対策に効果があると聞き、わらにもすがる気持ちでアロエを毛引き対策として試し始めました
ひとまず1カ月で対策はみごと失敗、次のステージに移っております。

毛引き対策

投薬で毛引き対策

お医者様の処方によるものなので、わが家では試したことがありません。
「皮膚病」、「内臓疾患」、「栄養失調」、「寄生虫」などの病気であれば、効果があると思われます。

アロエで毛引き対策

アロエがなぜ、毛引きに効くのか、ですが…
どうやら「アロエの苦さが嫌だから、くちばしをつけるのをやめる」らしい。
くちばしをつけるのが嫌なら羽を抜くこともできなくなるわけで…子供の「指しゃぶり対策」と一緒。

医学的に絶対的な何かがあるわけでもないのか、日本では、この毛引き対策はあまり語られてはいない気がします。
(アメリカでは毛引き対策用にアロエスプレーを売っているようですが、日本では見当たらないよう)

ひとまず、アロエジュースを作るような要領で最低、1日に1回塗る感じでやってみました。
なお…1カ月試して、ビックリするくらい効かなかったたので現在は停止中。
子供の指しゃぶりと一緒で苦みを克服する子には全く効きませんね…(´ヘ`;)
作り方は以下!

  1. (1)キダチアロエを園芸コーナーのあるホームセンターで購入。
    アロエ
  2. (2)必要な分を切りとり、皮ごと綺麗に流水で洗う。
  3. (3)両サイドの棘部分を包丁でそぎ取る
  4. (4)片方の皮をめくると内側のゼリー状の葉肉が出てくる
    アロエ
  5. (5)水気たっぷりの葉肉をつぶすと汁が出てくるので、幹部の上に垂らして指でなんとなく伸ばす。
    アロエ

なお、葉肉を幹部の上に垂らすのに飽きた頃、この汁を集めて小さいスプレーに入れて吹きかけるというのも試しました。

エリザベスカラーで毛引き対策

エリザベスカラーをつけている間は、物理的に毛引きができないので毛引きをしない子が多いです。
が。
羽が生えそろったからと、カラーをはずした途端に毛引きを再開してしまう子が多いのも事実。
やはりカラーはストレスにもなるので、私としては、「一度試してみて、ダメだったら諦める」スタンスです。
お医者様によっては「カラーをやってもいいけど、一生カラーをし続けるつもりでやらないといけない」とおっしゃる方も。

  • (1)クリアファイルとカッター&ハサミ、丸の当たりになるもの、セロテープを用意します。
    準備
  • (2)大きい丸(直径10cm程度)の中に、小さい丸(直径5cm程度)を作ります。
    カット
  • (3)クリアファイルは硬いので、首元の小さい丸部分はセロテープで補強します。
    輪っか
  • (4)1人がレイちゃんを抱っこし、1人がカラーをつけるという2人係で設置。
    首を締め付け過ぎず、かといって外れないようなゆるさでセロテープで固定。
    カラー

レミィは既にカラーをやったことがあるのですが、カラーをはずすたびに毛引きを再開し、数回目で諦めました。

毛引き闘病記

コザクラインコのレイ毛引き闘病記III

アロエがさっそく効かなかったので、カラーをしたことがないレイちゃんだけ、最後の取り組みとしてカラーをすることに。

マメルリハのレミィ&コザクラインコのレイ毛引き闘病記II

アロエで毛引きに対抗してみようと動き出した2015年。

マメルリハのレミィ、毛引き闘病記I

毛引きはあきらめるしかないと先生に言われ、あきらめていた過去。

病気についての詳細は…

病気についての詳細は、お医者様に…といいたいところですが、手元でいろいろ調べたいことあるかと思います。
私の愛読書でもありますが…本が側にあると「もしも!」というときに確認ができて便利です。

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